お子さんのクラスランチ会と言う名のママ友会へ出席している彼女。
皆でお守りを作ったりながら飲み食いする親睦会らしい。
「今から作る。クラス全員でお揃い◎」
「いいね。こういうことできるのも最後だもんね。願いを詰めてあげて」
「今から、二次会でワイン。」
「呑める奥様多いんやね」
「いえ。ソフトドリンクも、、、、笑。私が飲みたいから。。」
「でしょーねー笑」
「ランチ会なのに、こんなに遅くなっちゃった。。今日、皆さんの話を聞いて、浪人の覚悟もしようかなって思った。。現役にこだわって、お子の意向と違ったらアカンなって。でも、来年も家にいると思うと先が長い。。予備校っていくらかかるんかな、、笑」
「お疲れさまー。合否によって状況は変わるね。ナナエさんの心労も心配。現役合格を祈るよ」
「帰ったら、ホンマに滑り止めを受けないの聞いてみる、、、。先生の面談結果だと、五人くらいしか滑り止めは受けないらしい。」
「大学の先の目標が第二希望の大学でも叶うなら受ければ叶わないなら一本勝負にしたらどう?」
「それが、、、先の目標がないから困る。。見つけるために、とりあえず大学に行くやて。」
「とりあえずだったら浪人する時間はもったいない気もするね」
「ホンマやね。。どうしようかな。。私も、すぐぶれるわ。。」
「今日、二次会が18人だったんだけど、大人数だからカフェとか全然入れなくて、私が先頭でお店探してる間、全員が後ろに着いてきてて綺麗に2列に並んでるのを見て笑った。。大人なのに遠足みたいで。。先生に聞いたら、クラスの生徒も必ず並んでるらしく、この親にしてこの子やな、みたいな。。」
なんかドラマの一幕でありそう笑。
「規律重視で笑◎知らん人見たら何って思うたやろね」
「ホンマに。。写真撮ったらよかったわ。めっちゃ面白ろかったよ笑」
…大丈夫よ。あなたの息子さんは合格する。
よくできる子に育てたよ。よく頑張ったよナナエさん。